山や峡谷などに行かなければなかなか見ることはできないものですが、滝も日本の名所の一つとしてよく知られている所だろうと思います。
日本の滝百選は、そんな中でも1990年に選定されたものとなっており、日本を代表する滝が選ばれています。環境庁と、林野庁が後援して、日本国内から選ばれた滝が選定されています。
日本の滝百選に選ばれている所は、
北海道ではまず、羽衣の滝があります。この滝は、大拙山を
登山して行き、その先にある滝となっています。羽衣の滝の落差は、270メートルにもなり、カメラに収まりきらないほどの光景が特徴になっているのです。ここは水量も多いために、日本のナイアガラとも言われています。
白糸の滝は
山形県の最上郡にある滝になっています。最上川沿いの標高300から500mある山地が、急斜面を形成している滝の群があり、そこは、最上四十八滝と言われています。白糸の滝は、最上川に落ちる水が白糸のようであるという事から名づけられなりました。白糸の滝は古くから文学作品にも登場していて、色々な和歌の題材である事でも知られていますね。
観音の滝は、
佐賀県の唐津市にある滝です。玉島川の支流の滝川水域にあるものとなっており、周辺には8つの滝、そして淵があります。滝の名の由来となっているのは、生目観音が近くにあるからで、滝にまつわる伝説もあります。ここは佐賀県の観光地としても知られている所です。