遊歩百選とは、読売新聞の50年記念の事業として全国から2002年に選ばれたものとなります。これは市民参加による投票と選考委員会によって選定されたものとなっています。遊歩百選に選ばれるための条件としては、風光明媚な歩道であるという事が条件となっています。
特に百選が選ばれるきっかけとなったものが、ウォーキングなどによる健康ブームによるものだそうで、ここでは、健康、環境、そして観光がキーワードになっているのです。
まず
北海道や東北で選ばれた百選一覧には、奥入瀬峡谷があります。ここは
青森県の十和田市にある渓流で、十和田八幡平国立公園に属するものとなっていて、
天然記念物としても知られるところとなっていて、滝が多く点在しているのが特徴になります。
関東にも選ばれた百選はあります。
栃木県足利市には、自然公園と三名所という者があるほか、栃木県日光市には、もうひとつの日光と呼ばれる名所があります。そして、東京そのものも、百選になっていて、
東京都の墨田区、そして江東区自体が百選に選ばれています。
開港の道は、
神奈川県横浜市。そして、西さがみ連邦共和国として、神奈川県小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町の4つの町が選ばれるものとなっているのです。
中部地方には、富士山の北口散策や、中山道、箱根旧街道といったところが、百選として選ばれるものとなりました。
近畿地方では、
京都府京都市の伏見地区が百選として選ばれているほか、同じ京都府向日市からは、竹林かぐや姫の里などが選ばれています。