渚は、海にある独特な姿と言えるものです。四季折々あり、北から南まで海岸線が伸びている日本では、実に様々な渚がある事で、多くの渚が選ばれています。
日本の渚百選は、1996年に大日本水産会などが選定した渚になります。
まず東北地方で知られている渚は、
青森県八戸市にある、大須賀海岸などが挙げられます。ここは三陸海岸の北端に位置しており、広い砂浜を有している海岸となっています。遊泳は禁止されているものの、周辺の遊歩道は整備されています。浄土ヶ浜は、
岩手県の宮古市にある海岸で、陸中海岸国立公園にあります。三陸を代表する景観も印象的な場所となっています。
関東地方からも、多くの渚が百選の中に選ばれるものとなっています。関東地方にある渚は、その名前もよく知られたところが多くなっています。まず大洗海岸は、
茨城県の大洗町にある、関東地方の東端の岬として知られている所です。九十九里浜は、広々と伸びていく海岸が印象的な海岸地域です。また東京でも、火災海浜公園が、この日本の渚百選に選ばれています。そして
神奈川県では、鎌倉市にある七里ガ浜海岸も渚百選に選ばれました。
中部地方からは湖も渚の百選に選ばれています。山中湖、河口湖、そして諏訪湖といった
山梨県、
長野県にある湖にある渚も、百選に選ばれました。近畿地方からも琵琶湖の湖岸なぎさ公園が、渚百選として選ばれているほか、
鳥取砂丘もあります。こうしたところは、地名も相まってよく知られた場所となっていますね。