ふるさとおにぎり百選は、農林水産業と食に対しての国民の理解を向上させて、農林水産物の消費拡大を目的にして、ふるさとおにぎりまつりを実施するために、行われた百選になります。ちなみにこちらは、百選とは言いつつも130以上ものおにぎりが選ばれるものとなりました。
ふるさとおにぎり百選を見てみますと、実に多様なおにぎりが日本にはあるものだという事が分かります。
北海道から選ばれているおにぎりは、開拓おにぎり、バター焼きおにぎり、そしてこんぶ巻きずしといったものが知られています。
東北地方から選ばれているおにぎりは、はらこ飯などが
宮城県からは選ばれました。このはらこ飯とは、炊いたご飯の上に鮭の実とイクラを乗せたというもので、仙台や盛岡と言った各地で駅弁として売られているものになります。
秋田県からは、だまっこもちというものが選ばれています。これは秋田県の郷土料理となっていて、主に鍋の具材として使われているものとなっています。きりたんぽ鍋と似た姿として知られているものです。秋田県ではよく食べられているもののようですね。
栗ごはんは、
茨城県県内全域で食べられているもの。赤飯に似た炊き飯として知られていて、これはよくコンビニエンスストアなどでも見かける事ができるものとなっています。ですが実際に作るのは、栗の皮を剥かなければならないので、結構大変なものです。他にも房総の太巻き寿司や、島寿司といったものも、関東地方から選ばれているおにぎりになります。