日本の自然100選は、その名の通り、日本の自然を選び取り、その中でも特に優れた場所を選定したものとなっています。ここは、朝日新聞社と
森林文化協会が、1982年に一般から公募して選定された場所になっています。四季の変化に富んでいて、しかも緑豊かな自然に恵まれている日本はよく知られた自然をたくさん持っています。この自然というのは、身近な山から、雑木林、川、海岸、そして湿原など様々な所が選ばれています。
知床半島は、
北海道の自然林として知られている所で、ヒグマも百頭ほどが生息している地として知られている場所になります。知床半島にはいまだに残っている自然も多く、北海道という北の地も相まって、他では見られないような特徴的な自然を残してくれているのです。
白神山地は、
秋田県に位置している林のある森で、ここは世界遺産ともされている所になります。国内で最大級の原生林帯となっているところで、ブナ林が特徴的なところとなっているのです。赤城山・荒山高原は、関東地方を一望する事ができます。東京からもそう遠くない場所にある高原地帯となっています。
多摩川は、東京近郊を流れている川。そこに住んでいる人も多いかと思います。ここは都市河川再生の試験台としても使われている所で、都市を流れる川ながらも、様々な風景があるという事もあって、日本の自然100選に選ばれている場所です。その他、東京近郊では、高尾山や、秋川峡谷などが100選に選ばれているのです。