日本にはまだまだ多くの
森林が残されていますが、その中でも、
森林浴の森百選というものに選ばれている所は、健康、そして保養に日本の森林を活用しようと、林野庁によって選ばれたところです。そもそも森林浴という言葉は、この百選のキャッチフレーズによって使われた事がきっかけとなって広まったものとなっており、日本の森林を21世紀に引き継いでいくため、という事が、この百選の目標にもなっているようです。百選もあるために、意外な山が登録されているような事もあります。
まず
北海道にある森林浴の森百選としては、函館山があります。函館山は、夜景の名所としても知られていますが、実は森林の名所としても知られている所となっているのです。その他、北海道では、利尻島自然休養林なども、百選に選ばれています。
東北地方では、阿武隈川源流の原生林などが知られています。ここは阿武隈川沿いに伸びている原生林で、様々な作物の名所とも相まって、百選に選ばれるものとなりました。
関東地方にも様々に百選があります。高尾山や、御岳山といった、東京にある山も百選に選ばれました。どちらも東京からアクセスする事ができ、
登山もできる山となっている他、森の百選にも選ばれる事となりました。
九州や
沖縄にも森の百選は多く、屋久杉林など有名なところや、西表自然休養林などといった離島にある山も、百選の一つとして選ばれています。