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農山漁村の郷土料理百選」は、農林水産省が「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」、「これからも大切にしたい残していきたい伝統的な母の味・故郷の味・心の味」として、全国各地の農山漁村で継承され、国民的支持のある99の郷土料理とご当地料理を選定したものです。
料理評論家・服部幸應さんが委員長をつとめる「郷土料理百選選定委員会」が約1,700点の候補から絞り込み、インターネットによる人気投票結果も参考にして、2007年12月18日に選定されました。「99」に留めたのは、個々人が最後の1品を加えてほしいとの考えから。
選定基準としては、郷土料理としての「地域性や独自性、歴史文化的意義」、「保存・継承への努力」、「地元食材・国産材料の活用や地域の生産振興への寄与」、「郷土の自慢の味としての地元認知」、「都市との交流、地域振興への活用」などが掲げられています。