「県民の建物100選」は、鳥取県が県内にある優れた建築物の再認識を促すため、県を代表する建築物100箇所を選定したものです。時代を象徴する伝統的建築物や、地域の歴史・文化を伝える建築物、地域のシンボルなどが含まれており、当該の建築物に対する県民の関心を高めるとともに、貴重な建築文化の保存・活用や新しい建築文化の創造、魅力のあるまちづくりを行うことを目的としています。
選定基準は「県民に親しまれている建築物」、「本県の歴史、文化を物語る建築物」、「本県の風土・生活様式等を反映した建築物」、「特徴的なまち並みを形成している建築物群」、「その他本県の建築文化を物語る特徴的な建築」となっています。
区分としては「ふるさとの祈り(神社・寺院等)」、「物語る歴史と風土(民家:農村部の庄屋等)」、「浪漫と郷愁へのいざない(まちなみ、民家、近代和風)」、「近代の息吹(近代洋風建築)」、「薫り立つとっとり文化(戦後から昭和40年代まで)」、「21世紀の架け橋(現代建築)」の6つに分類されています。