「香川のみどり百選」は、香川県が平成16年に選定した県内の自然100選です。選定にあたっては電子メール、はがき、FAXなどで候補地を募集。
ガイドブックでは香川のみどりを、地形や自然的景観の特徴などによって区分し、「市街地に近い緑(28件)」、「田園地帯の緑(30件)」、「瀬戸内の緑(20件)」、「讃岐山脈の水源の森(22件)」の4つに分類、その名称、写真、および概要を紹介しています。
「市街地に近い緑」とは、市街地及びその周辺の平地にあるおむすび型の山や、史跡や名勝など歴史的な事実と一体となったみどり、人々の身近な憩いの場など。「田園地帯のみどり」は、埋蔵文化財が多く分布する讃岐山脈の裾野に広がる丘陵地帯や、田畑とため池が融合した「里山」景観などの、田園風景を形作るみどりが該当します。
「瀬戸内の緑」では、みどり豊かな美しい多くの島々を、「讃岐山脈の水源の森」では、豊かなみどりと自然が残る讃岐山脈の森林が紹介されています。