北海道は広大な面積と豊かな自然もあり国内外問わず人気の観光地ですが、北海道の百名山というものが選定されているのをご存知でしょうか。北海道の百名山は、2000年に北海道新聞社が選定した北海道の名山百選で、登山道がしっかりと整備されている初級者中級者向けの山だけではなく、登山道が整備されていない上級者向けの山岳も対象となっているのが類似したものとの大きな違いと言えるでしょう。
北海道の百名山に選定されている代表的な山と、その周辺の観光スポットを紹介します。まずは渡島管内にある「恵山」。標高618mと低めの火山で、恵山岬灯台や水無海浜温泉なども楽しめます。「チセヌプリ」は標高1134mで、アイヌ語でアイヌの伝統家屋の形をした山という意味があります。ニセコ湯本温泉なども人気です。
また、日本三百名山にも選ばれている「ニセコアンヌプリ」もあります。ニセコといえば、世界的にも人気が高いスキーリゾートのある地で、ニセコ湯本温泉や五色温泉といった温泉も楽しむことが可能です。北海道の百名山の中でも人気が高いのが「羊蹄山」です。富士山にもよく似ているため蝦夷富士とも呼ばれることがあり、各百名山などでも常連の山となっています。標高は1,898mと北海道の百名山でも比較的高めで、登山コースも4種類がありどのコースも5時間程度は必要で山小屋などで食料品の販売もないため事前の準備が重要となっています。
他にも北海道の百名山には魅力的な山が数多くあるので、全て制覇するのを目標にするのも良いのではないでしょうか。