「おやま百景」とは、1994年に栃木県小山市の市制40周年を記念して選定された風景集。小山市は地理的には東京圏からわずか60㎞に位置し、JR東北新幹線をはじめ3本のJR在来線が交差し、3本の主要国道も走っている交通の要衝で「北関東の表玄関」とも評されています。
「おやま百景」は、「自然景観」、「名所旧跡」、「独特の祭りやイベント」、「生活や産業」などの分野で、市民から推薦された「風景」の中から、地区委員会と実行委員会が200の候補地を選び、さらに市民が投票を行って選定されました。地区別に「小山地区」、「大谷地区」、「間々田地区」、「生井地区」、「寒川地区」、「中地区」、「穂積地区」、「豊田地区」、「桑地区」、「絹地区」のエリアに分けて選出されています
1994年には『おやま百景ガイドブック』に結果がまとめられ発行されました。また、10年後の2004年には市政50周年を記念し、当百景の10年間の変化を映し出した再録・改訂版『おやま百景ガイドフック-Point of interest in OYAMA guide book』が発行されています。