「大分百景」は、大分を代表する100の景勝地を網羅した百選。1962年11月、大分合同新聞の主催により、大分県内の新しい観光地、新たな名勝をPRすることを目的として選定されました。
選定に際しては各市町村ごとの「百景選定委員会」により第一次選考を実施、その後さらに中央選定が行われ、景勝地が厳選されています。中央選定には評論家の戸塚文子氏をはじめとして、各界の識者が名を連ねています。
選定内容の一例をあげると、「府内城址一帯」、「大分臨海工業地帯」、「九六位山・白山」、「由布院温泉」、「長湯温泉・芹川ダム」など、自然資源だけでなく、建造物なども含め、さまざまな角度から大分の魅力が俯瞰できる内容となっています。
大分合同新聞社の主催の企画としては、「大分百景」の他にも、同新聞の創刊120周年を記念して認定された「おおいた遺産」があり、こちらは祭りや特産物などが主に選定されています。2007年~2009年の3回に渡って各40件ずつが選定され、計120件が「おおいた遺産」に認定されています。