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あらゆる季節に花を楽しめる古寺。

楠木正成公ゆかりの寺

大阪府の南部、河内長野市にある観心寺は、金剛山西麓の深い森を背後にした名刹として知られています。観心寺は、大宝元年(701年)役小角が修行のために開いたことから始まります。9世紀には弘法大師が訪れ、本尊である如意輪観音像をここに刻みました。なおこの如意輪観音像は平安初期の密教美術の最高傑作として、国宝に指定されています。開設以来より天皇家との結びつきが強いとされた観心寺は、こと南朝との関係が深いことで知られていました。そのため、後醍醐天皇はこの寺で幼少期に修行した楠木正成とともに金堂を再建し、その皇子である後村上天皇はこの寺を行在所として使用していたほどなのです。

歴史の激しい荒波を超えて

一時は勢いのあった南朝ですが、大きな戦いの果てに後の室町政権に滅ぼされてしまいました。歴史を揺るがす荒波の後、観心寺には後村上天皇の御陵とその母の墓、楠木正成の首塚がひっそりと置かれ、静かな眠りについています。現在、この観心寺は境内にある四季折々に咲く花々の美しさが人々の目を惹き、多くの観光客が訪れています。初春には椿が、その後は梅林のウメがふくいくたる香りを放ち、4月初旬には桜、5月にはツツジ・サツキ、夏にはサルスベリの花がこぼれ、秋は山いっぱいの紅葉、冬にはサザンカが寺に彩りを与えています。

河内長野市にある観心寺は、奈良時代に開設された古寺です。国宝である本尊の如意輪観音像は弘法大師が刻んだ仏像として知られています。南朝との関わりが深く、後醍醐天皇はこの寺ゆかりの楠木正成と金堂を再建し、後にその皇子の後村上天皇はここを行在所としました。寺には後村上天皇の御陵、その母の墓、楠木正成の首塚があります。現在は四季折々の花の名所として名高いお寺になっています。

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