「ひょうごの森百選」は、兵庫県内で次の世代に伝えていきたい森林を「ふるさとの森選定委員」が公募し、その中から選定した143の森や樹木。
兵庫県では、緑の重要性をテーマに「1億本植樹植林大作戦」や「緑の総量確保推進計画」などを策定、実施していましたが、2001~2010年度に新計画「さわやかみどり創造プラン」が策定され、その中の重点事項として「21世紀の兵庫の森づくり」が提唱されました。「ひょうごの森百選」もそうした計画のうちの1つです。
当企画は兵庫県知事の井戸敏三氏を代表とする「ひょうご21世紀記念事業推進連絡協議会」と、神戸新聞社社長山の根秀夫を代表とする「郷土振興調査会」による「21世紀の兵庫の森づくり記念植樹事業」の一環として2001年に実施。「ひょうごの森百選」の一例をあげると「春日神社(神前の大クス)」、「摩耶山」、「神戸・再度山大竜寺の森」のように、森や山全体が対象の場合もあれば、特定の樹木が対象となっているケースもあり、その選定はバラエティ豊かなものとなっています。